【シュクレ浜松】世代を越えて使い続けられる、上質な家具を

2020.06.16

 

浜松市南区白羽町にある、家具&インテリアショップの「シュクレ浜松」さん。店内には、天然木を使って家具職人がひとつひとつ作る上質な家具が所狭しと並んでいます。

 

 

1Fは明るい光が差し込むナチュラルな雰囲気、2Fは寝室やダイニングなどをイメージした落ち着いたフロアで、眺めているだけでも気持ちがワクワクしてきます。

 

  

『家具』と一口に言っても、素材や作りはピンからキリまでさまざまです。たくさんのインテリア製品が作られるようになった今の時代、私たちが普段目にする家具には効率的に作られたものも多くありますが、シュクレ浜松さんがこだわっているのは、天然木を使い、家具職人の手で作られる上質な家具。

 

お店に並んだ家具たちはシンプルなデザインのものが多く、並んでいる家具はおしゃれなものばかりです。

 

 

シュクレ浜松さんの会社の設立は、約65年前の昭和30年。もとは、桐箪笥(きりたんす)職人だった先代の「松家箪笥(たんす)店」からはじまり、「家具の松家」「シュクレ浜松」と形を変えていきました。

 

「親父はものを作っていたほうだから、とにかくうるさかったですよ。家具を見る目は非常に厳しかったです。当時は今みたいに洗練されたデザインのものは少なかったですが、いいつくりの家具が多かった。」

 

 

そう話されるのは、社長の松家さんです。

 

たとえば、今のように接着する金具や材料がない時代だったから、つなぐ部分もひとつひとつ木を加工してつくる。だから、家具に携わる職人は技術のある方ばかりだったのだそうです。

 

そんな日本の伝統ある家具づくりの技術を大切に、上質な家具を取り扱っているシュクレ浜松さんのこだわりは、なんといってもお客さまに良い家具をできるだけ長く使っていただくことだと言います。

  

 

近年では、海外で安価に大量生産された家具の輸入によって、高い技術を持つ家具職人が少なくなってしまっているそう。でもやはり、つくりや素材がしっかりとした家具ほど、丈夫で長く使える。

 

「家具って、一度買ったらそんなに簡単に買い換えられないでしょう?買ったソファがいつもリビングにあって、そこで暮らす家族とともに使い続けられる。そんなものだからこそ、何年経ってもしっかりと使える家具でなければと思うのです。」

 

また、使う人の暮らしにあわせて、サイズや材料を柔軟にオーダーできるのもシュクレ浜松さんの大きな特徴です。店内に並ぶ家具には、サイズごとの価格表や、様々な種類の木・布地のサンプルも置かれています。

 

 

展示品をもとに打ち合わせを重ねて、ちょうどいいサイズをオーダーすることができるシュクレさんのスタイルは、元々家具作りに携わってきた歴史と技術があるからこそ。制作の現場が分かるから、家具に関わる職人さんや専門家と一緒になって仕様を考え、対応することができるそうです。

 

また、そんなシュクレ浜松さんの理念から、今たくさんの注文を受けているのが【家具の修理・リペア】の事業です。

 

長く使い古してしまったけれど愛着があって捨てられない家具を、きれいにリペアしてあげるもの。新聞広告をきっかけに口コミでも広がり、たくさんの依頼品を抱えているそうです。

 

 

「たとえば20〜30年前の国産家具は、日本の家具職人の手で一点ずつ丁寧に作られています。そうしたものは古くなっても基礎がしっかりしているから、ちゃんと手を入れればまだまだ長く使えるんです」

 

依頼いただいた家具の修理・リペアを手掛けるのは、やはり日本の家具職人。見た目をきれいにすることはもちろん、躯体のバランスなどを見て、補強や調整もすべて行います。

 

 

 

こうした修理・リペアを手掛けるようになったのは、あるお客さまからの相談がきっかけなのだそうです。

 

「ある奥さまから家具のご注文いただいて配達に行ったのですが、そのお宅で息子さんから『いらなくなった家具があるから引き取って捨てて欲しい』と言われたのです。見るとカリンで作られた立派な唐木(からき)で。」

 

唐木というのは、主に茶道の道具などを入れる大きな棚で、昔はよく作られていたものだそうです。汚れてしまってはいるもののとても良いもので、捨てるのはもったいないから残したほうがいいですよ、とその時は置いてきたそう。

 

その後しばらくしてから奥さまから連絡がありました。聞くと、息子さんがその唐木を知らないうちに捨ててしまったのだというのです。

 

「決して裕福なわけではなかったけれど、奥さまはお座敷に少しでもいいものを置きたいと思い、清水の舞台を降りる気持ちで買い求めたものだったそうなのです。泣きながらそんな思い出をお話されて。その時、いろいろと考えることがありました。」

 

長年使い続けられた家具には、他人には分からない思い入れがある。そして、良い家具は手を入れれば、まだまだ使い続けることができる。でも、汚れてしまったままでは、不要なものだと思われてしまう。

 

 

「そうして今、価値のある家具がどんどん捨ててられてしまっているんです。本当に不要なものなら、それでよいと思うんです。でも、まだ使い続けたいと思う気持ちがあるのに捨ててしまうのであれば、僕たちが力になれることがあるんじゃないかって。」

 

家具に精通している松家さんだからこそ、そのアドバイスができる。その取り組みは、静岡県からも経営革新事業として認定をされています。

 

 

松家さんが実際にお宅に伺って鑑定をし、直して使うほどのものではないかなという時や、費用をかけるより新しく買ったほうが安くすみそうな場合などは、そうお伝えしているそうです。

 

直して使い続けたい、と思うか、新しく買うか、それは自分自身が判断すればいいという松家さん。家具に対するお客さまの想いを一番大切にしていることが、よく分かります。

 

暮らしで一番近く寄り添うものだから、本当にいいものを届けたい。家族の思い出とともに使い込まれていくような、世代を越えて使い続けられる家具を提案していきたいという松家さん。

 

そんな想いと技術の詰まった上質な家具を、ぜひ店頭で確かめてみてくださいね。

 

 

 

 

 

Sucre(シュクレ)浜松

 

【住所】静岡県浜松市南区白羽町793

【営業時間】10:00〜18:00

【定休日】水曜日(祝日の場合は営業)

 

【ウェブサイト】https://sucre-hamamatsu.com

【Instagram】https://www.instagram.com/sucre_hamamatsu 

【FACEBOOK】https://www.facebook.com/174603159766181

 

 

 

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