TOWTOWMI SELECTION

STORY

遠州色のジャムづくり

2014.05.01
■インタビュー/ひなたカフェ 村松 陽子・村松 正規

浜松で「自宅カフェ」という新しいカフェのスタイルを提案してから5年。カフェ経営からジャムの専門店へと変化をとげつつある、ひなたカフェ。業種は変わっても、その根底にある想いは変わらない、という村松夫妻。その名のとおり、やさしい太陽の光が降り注ぐ「元・自宅カフェ」のご自宅兼ジャム工房を訪ねた。

【第1話】

子ども連れでも来やすいカフェを

夫の提案から始まった自宅カフェ

Tひなたカフェを開こうと思った「きっかけ」を教えていただけますか?
村松 陽子結婚した当初は東京に住んでいたんですが、16年前に浜松に引っ越してきました。主人のふるさとが磐田市(旧豊田町)なので。引越後、7年間アパートに住んでいたんですが、そこを出なければいけなくなって、家を建てようということになりました。そのときに、ちょうど子どもも大きくなって、働きに出たいと思っていたんですね。
??本当は、パートに出るつもりでした。そうしたら、主人が「だったら自宅でカフェをやろう」と言ったのです。それで、私が「そうだね!」と言って決まったのです。
T突然「カフェをやらないか」と言われて、不安はなかったですか?
村松 陽子なぜかそのときはあまり考えなかったですね(笑)。そのまま、なりゆき任せで、なんとかなってしまいました。
Tでは、どちらかというと、ご主人である正規さん主導ですね。
村松 正規完全に僕の主導です(笑)。
T陽子さんはそれに乗ってあげたと。
村松 陽子そうです(笑)。
Tその時はどんなお店にしよう、という話だったのでしょうか?
村松 正規家内が、子どもができたら行けるお店が無くなったと言っていて、じゃあ、小さな子どものいるお母さん向けの店にしようというのがありました。? ?
僕は僕で、ランドスケープの設計をやっていたので、建物と外構は一体であるべきだという考えがあって、ひなたカフェはその考えを実際に表現したい、と思っていました。

楽しくも、あわただしかったカフェ経営

Tカフェは何年ぐらい続けられたのですか?
村松 陽子5年間です。ランチが主体で、メニューを少しずつ変えたり増やしたりしました。でも、1人でやっているので多くて3種類で、ほとんど2種類とか、時期によってはワンプレートの1種類だったりでやっていたのです。
T1人で大変だったかと思いますが、楽しさもありましたか?
村松 陽子そうですね。楽しいのもあるけれども、やはり、全部1人でやらなければいけないので、大変な部分が多かったです。
カフェは12席でしたが、満席になってしまったら、もういっぱいいっぱいでした。しかも、そういう時に限って問い合わせの電話が来たり、お客様がいらっしゃって、「駐車場はどこですか?」などと聞かれると外に出て案内をしたり。調理や会計の合間などに全部1人で対応していたので、とにかく、忙しかったですね。

つづく

■PROFILE

ひなたカフェ

昨年、自宅カフェを閉店し、ジャム専門店として生まれ変わった『ひなたカフェ』。主に地元産の旬のくだものを使い、季節感あふれるジャムやマーマレードを作っています。妻・陽子さんのジャムづくりを、夫の正規さんが会社勤めのかたわらサポート。イベントでの販売のほか、メールや電話によるオーダーも受け付けています。


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