浜名湖の牡蠣

2014.03.26
【第3話】

おいしい食べ方

まずは定番、カキフライで大ぶりの身を味わう。

浜名湖の牡蠣は、すべて加熱用の牡蠣。生食用の牡蠣は通常、水揚げ後、数日間滅菌処理をするので、出荷までに少し時間がかかります。新鮮な牡蠣を味わってほしい、と敢えて滅菌処理をせず、加熱用のみで勝負する浜名湖産。大ぶりの身は牡蠣本来の濃厚な味わいが楽しめます。
おすすめはやはり定番料理のカキフライ。揚げ過ぎは禁物なので、180℃の高温でさっと1分ほどで揚げます。揚げたてにレモンを軽く絞って、いただきます。サクサクの衣の中に閉じ込められた、ふんわり、ほど良くジューシーな身が美味。

地元出身のイタリアンシェフおすすめの一皿。

おいしい牡蠣の食べ方を、浜松にイタリア料理の店「ラ・カーサ」を構えるシェフに聞いてみました。シェフの加納さんは浜名湖近くの新居町出身。遠州の海の幸を知り尽くしているのです。

紹介してくれたのは「牡蠣のジェノベーゼ」。なんだかお洒落な雰囲気が漂う名前ですが、作り方は意外にもシンプル。カキに小麦粉まぶして、両面をしっかり焼き、白ワイン、バターを加えて仕上げにバジルペーストを入れて完成。盛りつけは写真のようにバケットのトーストに載せると、ぐっとイタリアンっぽくなります。
とにかく栄養豊富な牡蠣。中でも特筆すべきは亜鉛とタウリン。牡蠣はあらゆる食材の中で最も多く亜鉛を含む食べ物だそうです。美しい肌を作る助けをしてくれる、亜鉛をたっぷり含んだ牡蠣は、女性に嬉しい食材です。

亜鉛はお酢などの酸と一緒に摂取すると吸収が良くなるそうで、白ワインにもこの酸が含まれます。ワイン好きの方はぜひ、牡蠣のジェノベーゼとワインを一緒に楽しんでみて下さい。

ちなみに、タウリンは肝機能を助け、二日酔いを防いでくれる働きがあるそうです。これならば、少々飲み過ぎても大丈夫、というのは気休めでしょうか。




浜名湖の牡蠣を食べるなら、ここ。

夏目商店

舞阪で牡蠣の養殖の傍ら、牡蠣小屋にて直売も行っています。その日の朝に水揚げされた新鮮な牡蠣が手に入ります。
住所:静岡県浜松市西区舞阪町
TEL: 053-592-5432(工場) 053-592-3146(自宅)

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