【ちょい旅その2】金光明山 光明寺(浜松市)

2014.03.29
奥の院から見渡す好眺望と金色に輝く国内最大級の大黒天像

桜もあちこちで開花しお出かけにはよい季節になってきました。
皆さんも、1人で、2人で、友達同士で、家族で、遠州地方の穴場スポット「いいとこまんじゅう」をちょい旅してみませんか?

第2回のコラムで紹介する「いいとこまんじゅう」は、浜松市天竜区山東の名刹「金光明山 光明寺」の「奥の院」です。
ここは、国道152号を北上する際にいつも、「あの山の中腹にある建物は何?」とずっと気になっていた場所です。(写真1)
国道152号、「山東」の交差点の手前の細い道を左折すると、「金光明山繪圖」と書かれた光明寺の案内看板が現れます。
光明寺はもともとはここから東にある「光明山」の山頂付近にあったそうですが、昭和6年の火事で焼失し昭和10年に現在の場所へ移ったそうです。
そして、今回のちょい旅の目的地である「奥の院」は境内の左側から登山道で行けることが記されています。(写真2)
看板を右折し坂を上っていくと境内前の駐車場へ到着。バイクを降り、正面の石段を上がると光明寺の境内です。
正面の建物が「国内最大級の大黒天像」があるという大黒殿、さっそく入ってみました。(写真3)
そこには、思わず「ばかでけぇ!どまぶしい!」と心の中で叫んでしまうほど、巨大で金色に輝く大黒天像が鎮座しておりました。なんでも、高さ2.3mほどの一本杉から造られているそうです。これはご利益がありそう!と、お賽銭も少しはずんでみました。(写真4)
大黒様に圧倒されたところで、当初の目的である「奥の院」へ。
境内の左奥へ進むと登山道の入口があります。登山道はきれいに整備されており木立の中を気持ちよく歩けます。
ゆっくりした歩調で15分ほど登ると、目の前に「奥の院」の建物が見えてきました。(写真5)
奥の院には本尊として「摩利支真天」が安置されています。なんとこちらの奥の院、徳川家康公にも所縁があるとか。
しかし、建物以上に自分の目を奪ったのが、堂前に設置された2匹の猪像。狛犬ならぬ狛猪といったところでしょうか。摩利支天像が猪に乗る姿であることに由来しているのでしょう、愛嬌のある顔に惹かれます。(写真6)(写真7)
そして、後ろを振り返ると・・・眼下には天竜の街並み、右手には戦国時代に徳川軍と武田軍が激しい攻防を繰り広げた二俣城と鳥羽山城の史跡が残る城山と鳥羽山、そのさらに奥には浜松市街のアクトタワーも見えます。左手には諏訪湖を源とし遠州灘へ流れる大河天竜川、そしてお茶の産地として有名な磐田原台地も見渡せます。
市街地から簡単にアクセスできる場所で、これほどの眺望が楽しめる場所はそうそうないと思います。(写真8)
奥の院からさらに5分ほど登山道を進むと、展望台が設置された山頂広場へたどり着きます。
見晴らしは奥の院の方がよいですが、テーブルやベンチもあり、天気の良い日はお弁当がいっそう美味しいことでしょう。(写真9)
新たな発見もあり、今回も楽しい「ちょい旅」となりました。
【施設情報】
名称:曹洞宗 金光明山 光明寺
所在地:静岡県浜松市天竜区山東地内
アクセス:
新東名高速道路「浜松浜北IC」より県道40号・国道152号経由 約15分
または天竜浜名湖鉄道「天竜二俣駅」より徒歩で約40分(約2.5km)
位置図:

COLUMNIST

Toshihiro Suzuki

バイク・トレッキング・日帰り温泉巡りを、こよなく愛する地方公務員の30代男子。遠州地域の国道を全てバイクで走破し、遠州の隠れスポットに関する情報量は桁違い。

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