天竜浜名湖鉄道「都田駅」【続き】

2015.08.17
今回ご紹介しているのは、遠州の代表的なローカル線・天竜浜名湖鉄道の駅のひとつ「都田駅」です。“Dlofre's(ドロフィーズ)”のブランド名で戸建・インテリア・カフェなどを手がける地元・都田建設さんがリノベーションされた古くて新しい、素敵な駅舎です。

さて、前回に引き続き、この入り口から中へ入ってみましょう。そもそも、この“都田”のフォントがgoodですよね。
こちらが入ってすぐ。改札前の空間です。モザイク上に張り巡らされたマリメッコの生地が印象的ですが、右上に見える無垢木のシャンデリアにも注目です。
じっくり近寄って見てみると…、白くペイントされた色んな形の金槌がぶらさがっているんです。実はこれ、職人さんたちが手作りされたものだそうです。自ら、直接ものづくりを手がける都田建設さんの、粋な想いが伝わってきます。

さてさて、目線を左に移してみると、こんな素敵な視界が広がっています。
都田駅の「駅cafe」。駅を訪れた方に、のんびりくつろいでいただこうと、都田建設さんがOPENされた素敵なカフェです。
この古い駅舎の天井とマリメッコテキスタイルとのコントラストがたまらない。黒く縫った壁や、間接照明のあしらいにもしびれますね。


一見、統一感のないような個性的なイスたちが並んでいます。スローな気持ちでしばし眺めていますと、なんともいえないこの飴色の色合い、そして使い込まれた素材の風合いが、親しみに変わっていきます。


さて、改札をくぐってホームに出てみましょう。
これぞ、ローカル線のホーム。柱にくくりつけられたなんだか手作り感のある構造物や、線路に倒れこみそうに茂った木々が、じんわり暖かい感じ。
このフォントもいい。ひらがなも、いいですね。みやこだ。




あ、電車が到着したようですよ。
本数は多くないですが、こうしてたまに来る電車を見送るのも、楽しみの一つ。カフェから眺めるのもいいですよね。無人駅ならではの贅沢な嗜みです。


改めて、こんな風にノスタルジックでスローな感覚にゆっくりと浸れる空間って、貴重な場所だなーと感じました。そんな感覚を、ちゃんと大事にしてくれて、共有させてくれる場所。



最後に、駅cafeの店内で一枚パチリ。
本革のバッグと傘。旅には、これだけあれば十分ですね。


それでは次回もまた、遠州の素敵な建物をご紹介したいと思います。



■天竜浜名湖鉄道
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COLUMNIST

Masaki Matsushita

6年間の神戸での生活を経て、浜松へUターンした30代男子。古いもの新しいものを問わず建物が好き。情緒あるモノに、ココロが踊る。

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