【ちょい旅その20】天白磐座遺跡(浜松市)

2016.01.24

〜遠州地方のパワースポットを訪ねて〜

 

ずいぶん遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。

 

本年も遠州地方のちょっと気になるスポット「いいとこまんじゅう」を紹介していく当コラムをよろしくお願いいたします。さて、2016年最初の「いいとこまんじゅう」は、今年もよい1年を過ごせるよう大自然からパワーをもらうために、遠州地方にあるパワースポットをご紹介いたします。

 

そのパワースポットとは、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となり盛り上がっている浜松市北区引佐町の井伊谷地区にあります「天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)」です。

 

天白磐座遺跡とは、井伊谷地区にある渭伊神社(いいじんじゃ)の裏山、薬師山の山頂に位置する巨石群からなる祭祀遺跡なのですが、今回初めて訪れましたが、そこに広がる光景と周囲を包む雰囲気に圧倒されてしまいました。

 

それでは、早速向かいましょう。

 

天白磐座遺跡のある渭伊神社へは、国道257号を引佐町方面へ進み、井伊谷交差点で曲がり県道新城引佐線を進みます。で、最近土地区画整理事業により神社周辺の道路が整備された影響で、アクセスが分かりづらくなっておりますので、訪問の際はページ下部の地図を参照ください。

 

ルートは2通りあり、1つ目は1枚目の写真のうなぎ屋さんを左折し住宅地を抜けるルート、2つ目は神宮寺北交差点の信号を過ぎた先、2枚目の写真のブロック積が切れた先にある交差点(カーブミラーが目印)を左折します。

 

 

 

住宅地を抜けると、渭伊神社の入口が見えてきます。ふと気が付いたのですが、こちらの神社、普通の神社にはある鳥居がないんですね。見落としただけなのかな・・・

 

 

駐車場にバイクを止め、神社に向かおうとすると何やら目立つ看板が。なんと境内の森にはムササビがいるんだそうです。うーん、見てみたいですね。

 

 

手水場で手と口を清め、神社の本殿側を振り返ると、右手にあるご神木「天生杉」が目に入ります。こんなに立派な杉はなかなかお目にかかれません。手前の寄りかかっている樹も元々ご神木だったのでしょうか。

 

 

渭伊神社の本殿は、それほど規模の大きい建物ではありませんが、延喜式に名を載せる古来より由緒ある神社とのことです。そして本殿の左手より、薬師山を登り天白磐座遺跡へ向かいます。

 

 

途中、旧引佐町役場が設置した天白磐座遺跡の説明碑があります。平成元年の発掘調査の結果、遺跡は四世紀後半の古墳時代から存在したことが判明したとか。西暦で数えると約1700年前・・・うーん、昔すぎて想像できません。

 

 

まずは薬師山の周辺をぐるっと歩いてみます。頂上付近は大きな落葉樹が茂っていますが、おそらく戦後に植えられたであろう杉に囲まれています。周囲には大きな岩がゴロゴロと点在しており、木々の間から山頂の巨石群が見えます。

 

 

それではいよいよ天白磐座遺跡の中心部へ。

 

木漏れ日の下、左右に巨岩が一対鎮座しております。磐座とは神の依代。周囲の張り詰めた空気から、ここが神聖な場所であることが身体にダイレクトに伝わってきます。

 

雰囲気に圧倒されてしばらくその場から動けなくなってしまいました。

 

 

 

巨岩へ近寄り、真下から見上げてみましたが、古代の人々がこの巨石群を神聖な存在と考え祭祀を行っていたということがなんとなく理解出来ます。

 

 

今回訪れた天白磐座遺跡。井伊谷地区に古代から鎮座する神聖な場所として、井伊谷城主であった井伊直虎も当時訪れた・・・のでしょうか。大河ドラマの舞台となる龍潭寺や井伊谷宮と合わせて、こちらも是非訪れていただければと思います。

 

【施設情報】

名称:天白磐座遺跡 

所在地:静岡県浜松市北区引佐町地内
アクセス:
東名高速道路浜松西インターチェンジより 県道65号線・国道257号経由 所要時間約30分
新東名高速道路浜松いなさインターチェンジより 国道257号経由 所要時間約15分

 

COLUMNIST

Toshihiro Suzuki

バイク・トレッキング・日帰り温泉巡りを、こよなく愛する地方公務員の30代男子。遠州地域の国道を全てバイクで走破し、遠州の隠れスポットに関する情報量は桁違い。

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