【ちょい旅その12】道の駅くんま水車の里(浜松市)

2015.02.15

遠州地方の6つの道の駅を訪ねて その1

皆さん、「道の駅」って利用されたことはありますか?ドライブや旅先の休憩場所として、または地元産の食材等を求めて、多くの方がこれまでに利用されたことがあるのではないでしょうか。道の駅は、全国では2014年10月時点でなんと1,040駅が登録されているそうです。

「道の駅」とは、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」、の3つの機能を併せ持つ休憩施設(国土交通省HPより抜粋)であり、近年は政府が進める「地方創生」の拠点施設しても再び注目されています。そしてここ遠州地方にも6つもの道の駅があるんですよ!もちろん自分は全部制覇…出来ていないんです、これが。昨年4月にオープンしたばかりの「道の駅 風のマルシェ御前崎」だけ未訪問なんです。風のマルシェ御前崎はまたの機会ということで、今回紹介する「いいとこまんじゅう」は、自分のお気に入りの道の駅で、6つの道の駅の中でもっとも山奥にある「道の駅くんま水車の里」をご紹介します。それでは早速向かいましょう!道の駅くんま水車の里は県道9号線沿い、浜松市天竜区熊地区にあり、国道152号の鹿島橋南詰交差点を北に曲がり、清流阿多古川を眺めながら走ること約30分と、ふらっとドライブに行くのにも適した距離です。熊地区の集落を抜けると、左手に道の駅の看板と建物群が見えてきます。手前には遠州鉄道の路線バスの営業所もあり、遠州鉄道西鹿島駅からバスで向かうことも出来ますが便数が少ないのでご注意。看板にある「かあさんの店」とは左手にある食堂の名前です。地元熊地区のお母さんたちが切り盛りする食堂であることからそのような名前がついているようです。駐車場にバイクを止め振り向くとなにやら幕が。なんと、こちらの道の駅、今年で開設20周年だそうです。道の駅の登録が始まったのが平成5年ですから、くんま水車の里は古株にあたりますね。これからも地域や利用者に愛され続ける施設であってほしいと思います。施設内にはそば打ち体験の出来る「ふれあいの家」や、地元の名物や木工品を購入出来る「物産館ぶらっと」があります。自転車での利用者が増えているからでしょうか、サイクルラックも設置されています。この日は雪のちらつく寒い日でしたので1台しか止まっていませんでしたが。物産館の裏に回ると水車小屋があり、道の駅の名前の元である水車が回っています。そして、すぐ横を流れる阿多古川では川遊びも出来るようです。夏場は家族連れで賑わっているんでしょうね。そろそろお腹もすいてきたのでかあさんの店へ。
自分が注文するのは、近くの舞茸工場で作られている新鮮な舞茸の天ぷらが味わえる天ぷらそばです。噛みつくと舞茸の味がじわっと口の中に広がります。
そばも地元のお母さんたちの手打ちそば。心まで温まります。舞茸は物産館でも購入できますよ。ちょっと食べたりなかったので、道の駅の名物でもある「五平餅」をいただきました。甘いお味噌とモチモチした食感がたまりません。なんと、当たりが出たらもう一本もらえるそうです。当たってもはたして食べきれるのか…でもうれしいですね。こちらの道の駅は地元のNPO法人「夢未来くんま」が運営されています。昭和61年に、主力産業であった林業の不振と少子高齢化に地域全体が危機感を抱き、地区をあげて村おこしの事業に着手するために地区内全戸加入により立ち上げた「熊地区活性化推進協議会」がその前身組織だそうです。

その後、組織の活動が評価され天皇杯を受賞するなど、地域づくりの先進地域でもあります。ふらっと寄るだけでなく、是非、店で働く地域のお母さんたちと会話したりして、熊地域について関心を持っていただき、出来れば何度も訪れていただければと思います。地域外の人との交流が、きっと地域を元気にしてくれますから。【施設情報】
名称:道の駅くんま水車の里
所在地:静岡県浜松市天竜区熊地内
アクセス:新東名 浜松浜北I.Cより国道152号・県道9号線経由  所要時間約40分
位置図:

COLUMNIST

Toshihiro Suzuki

バイク・トレッキング・日帰り温泉巡りを、こよなく愛する地方公務員の30代男子。遠州地域の国道を全てバイクで走破し、遠州の隠れスポットに関する情報量は桁違い。

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