避暑地での和食【熊香苑】

2015.08.07
真夏の暑い中、避暑地の天竜区熊地区へ訪れた。
熊地区は標高が高く、平地と比べると3度〜4度気温が低く感じる。
熊(くんま)といえば、くんま水車の里の「かあさんの店」が有名だが「かあさんの店」から1kmほど戻った場所に和食の熊香苑(ゆこうえん)がある。
熊平川近くの「熊香苑」では四季折々の和食を楽しむことができ夏は鮎料理が有名だ。

鮎料理は「刺身」「塩焼き」「味噌田楽」があり、今回は「鮎の刺身」を注文した。
鮎の塩焼きは食べたことがあるが、鮎の刺身は今までなかった。
刺身は思った以上に身が絞まっておりとても美味しい。

料理長の中村さん曰く水が良いため身が絞まるとのこと。
中村さんは熊地区に移住して7年目になる。
以前は浜松市中区千歳町で30年に渡り和食を振る舞っていた。
豊富な経験を持ち料理人としての経験は47年にもなる。

遠州地域を巡ることが好きだった中村さんは、今まで一番良かった場所として遠州地域の中から熊地区を選び熊香苑を開いた。
熊香苑は2015年8月で2年になるが、平日休日構わず口コミで広がった来客者が後を絶たない。

この日も平日の昼間アポ無しで訪れたが、他のお客さんが2組訪れていた。
熊香苑は中村さんと奥さんと2人で経営しているが、最大28人のお客さんを受け入れたというから驚きだ。
長年の経験により段取りが早く、料理をスムーズに出してくれ、2人でお店を回している事が不思議だったが、それ以上に座席の和室が思った以上にリラックスできる。
熊香苑は今年の8月で2年目だが、中村さんは今後「五平餅作り」や「鮎の掴みどり」など、体験料理を通して子供達に古き良き日本食文化を伝えたいという。
浜松市内から1時間以上かかる熊地区だが
遠州が誇る「ひと」を見つけた避暑地での1日であった。


住所:静岡県浜松市天竜区熊1000-3
電話:053-929-0253
営業時間:11時〜14時(夜は予約制)
定休日:無休

COLUMNIST

Tetsuya tsuchida

磐田市出身。石川県 >> 栃木県 >> 埼玉県 >> 東京都 >> フィリピン共和国レイテ島と引っ越しを重ね、地域作りのため浜松市天竜区に移り住む。2016年4月、浜松市の移住コーディネーターに就任。旧コラム:「遠州をたのしむ、暮らしのレポート」はこちら

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