マルカワの蔵叉水

2015.06.24

 

浜松市天竜区二俣町の路地に構える「マルカワの蔵叉水」を訪れた。「マルカワの蔵叉水」は約130年前の明治時代に呉服屋として建てられたもので、その後は酒屋として栄えた。

 

 

現在は「NPO法人元気里山」が家主から借りた建物を、ギャラリー各種教室、地域の物産を販売する店として運営している。店は木造3階建てとなっており店の奥には四重扉の立派な蔵がある。

 

 

蔵を担当している本島真弓さんの話によると、この事業は”みんなのはままつ創造プロジェクト”に採択され、2013年9月5日にスタート、このプロジェクトは半年間という期限であったが、多くの方々の要望や中山間地域を元気にするためには、まず二俣を活性化させねばという思いで持続することを決意し、現在に至っているとのことである。

 

 

昨年5月〜8月迄の4ヶ月間開催した「蔵まるごと昭和展」は、昭和レトロな雰囲気の残る町にふさわしいもので、静岡第一テレビの「まるごとワイド」で放映されて以来、訪れる客の数が増加した。

 

 

9月以降は、毎月テーマを決めて、色々な方が参加し、現在は「雨に唄えば展」として、20年来収集した沢山の河童の展示や、手作り服などが各部屋を埋めている。

 

 

 

本島さんは言う「この1年9ヶ月、中山間地域の活性化を目指して仲間と一緒に、または地域の他の団体と共に頑張ってきた。建物が老朽化しており、いつまで続けられるかわからないが、色々な作家さん達の発展の場として、また地元の方々が気軽に立ち寄れる憩いの場として少しでも長く続けていきたい」と。

 

 

二俣の路地には、まだまだ隠れた名所やおもしろい人達がいる。自分の暮らしの中で、遠州の魅力を再発見した日だった。

 

【施設情報】
名称:マルカワの蔵叉水
住所:静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1174
電話:053-545-5308
URL:http://gksatoyama.web.fc2.com
アクセス:遠鉄バス 山東行き 二俣横町下車
無料駐車場有り
営業時間:午前10時〜午後4時(水曜休)

COLUMNIST

Tetsuya tsuchida

磐田市出身。石川県 >> 栃木県 >> 埼玉県 >> 東京都 >> フィリピン共和国レイテ島と引っ越しを重ね、地域作りのため浜松市天竜区に移り住む。2016年4月、浜松市の移住コーディネーターに就任。旧コラム:「遠州をたのしむ、暮らしのレポート」はこちら

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