公共交通でゆく遠州―井伊谷宮から…龍潭寺の庭園へ

2015.08.05
前回は、井伊谷宮の日本絵馬史料館をご紹介しました。

今回はさらに足を延ばし、井伊谷宮のすぐ近くにある龍潭寺(りょうたんじ)へ向かいます。

井伊谷宮の入口から歩くこと数分で駐車場に到着します。
駐車場の脇には小道があり、綺麗な石畳の上を歩きながら、手入れの行き届いた美しいツツジを眺めることができます。
小道を進んだ先には、趣のある山門があります。
山門を抜けた先の階段を上がると、木漏れ日が美しい小道が庫裡へと続きます。
写真では伝わらないのですが、この小道の左右にみられる枝や地面を覆う苔ぶりもなかなか楽しめます。

龍潭寺は井伊家の菩提寺であり収蔵品も大変興味深いのですが、今回ここを訪れた一番の目的は、本殿から眺められる小堀遠州作の庭園。
庇の向こうに広がる庭園は、やはり実物を眺めにくるのが一番であると実感します。
何も考えず静かに座り、ただただゆっくり眺めていたい、そういう素晴らしい庭園です。

拝観終了時刻まで龍潭寺を堪能した後、名残惜しい気持ちのままバス停までの道を歩きます。浜松駅行きのバスが到着するまでに「みそまん」を買おうとしましたが、残念ながらこの時間では売り切れていました。

龍潭寺は既に観光の名所ですが、四季折々に表情が変わるこの庭園は、季節を変えて何度も訪れたくなる「格別な空間」であると再認識しました。

龍潭寺公式サイト: http://www.ryotanji.com/index.html
「龍潭寺百景」は一見の価値があります!

COLUMNIST

Yuko Kawamoto

浜松出身、高校卒業後より関東在住。ふるさとをこよなく愛し、多いときには月1ペースで帰省をすることも。着物や日本酒ほか、衣食住に関する和の文化に、並々ならぬ興味・関心・畏敬の念を抱き、「世界ヒレ酒会」の会長をつとめる。

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