遠州灘・浜名湖おさかな通信vol.137「浜名湖ワタリガニとドウマンのツメに注目!」

2021.09.21

 

南浜名湖は海の産地。全国でも珍しい海につながる浜名湖の秋は、ワタリガニと浜名湖ドウマンの水揚げの季節です。

 

浜名湖の幸が集まる早朝の雄踏(ゆうとう)港市場で、漁師さんがカニの水揚げ作業をしています。

 

浜名湖の市場では、市場後の流通での安全を図り、漁師さんが写真のようにワタリガニ(ガザミやタイワンガザミなど)のツメの片側を、ニッパーなどの工具で切り落とします。

 

 

ワタリガニの見立ては、重さと甲羅の堅さ。よく身が詰まったカニは、甲羅が硬く重さが充分にあります。

 

漁師さんに聞けば、ハサミを切り落とす時の堅さでも、カニの身の入り具合がわかるといいます。

 

 

秋に熟れる浜名湖最大のカニ「浜名湖ドウマン」は、大きなツメが魅力。

 

ドウマンの大きなツメは、ワタリガニよりさらに危険なため、漁師さんはツメを甲羅に押しつけるように縛って水揚げをしています。

 

オスの魅力は異形なほどのツメの大きさ。比べてメスのツメは小さいものですが、秋の深まりの共に甲羅の中に内子を満たします。

 

 

かつて、幻のカニとまで言われるほど激減した浜名湖ドウマンは、稚ガニ放流や抱卵ガニや子カニを獲らないなどの努力で数を増やし、今年は豊漁といえるほどの水揚げが見られています。

 

ツメの片側が切られているワタリガニや、こうして縛られているドウマンを見れば、浜名湖から出荷されたカニだとわかります。

 

秋熟れる浜名湖のカニは、蒸す・茹でるだけで家庭でも楽しめる秋の幸です。

 

浜名湖ものを扱う魚屋さんでお求めになりお楽しみください。

 

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん

 

■資料提供:南浜名湖あそび隊!

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TOWTOWMI編集部

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