遠州灘・浜名湖おさかな通信vol.127「いろんな種類のエビがもりだくさん!」

2020.08.07

 

南浜名湖はエビの産地。

 

全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

 

前回から、市場に揚がる浜名湖のエビと、海のエビをご紹介しましたが、今回も3種類ご紹介します!

 

前回の記事はこちら

 

はじめにご紹介するのは、浜名湖の夏から秋に移ることを知るご馳走エビ「アカアシエビ」です。

 

例年浜名湖のエビは、初夏と共に特産のサイマキ(クルマエビ:細巻)とボソ(ヨシエビ)が獲れ出し、その大きさを競います。

 

このご馳走エビの季節は真夏まで、夏のお盆を過ぎれば浜名湖に秋エビの季節がやってきます。

 

アカアシエビの季節の到来です。

 

 

全国ではアシアカエビとも呼ばれるこのエビの種名はクマエビ(浜名湖では、別の種のウシエビがクマエビと呼ばれています)です。

 

秋まつり始まる頃まで獲れるといいなと期待されるように、まつりに欠かせないアカアシエビの需要が高まります。

 

赤というよりブドウ色の美しく、やわわかいアカアシエビは地域で愛されています。

 

 

次にご紹介するのは、舞阪漁港の底曳き漁で水揚げされる深海のエビ「コシオリエビ」です。

 

長く伸びたハサミ脚を持つコシオリエビは、その名のとおり尾の先の部分を腹側に折り曲げていることからコシオリと呼ばれているのでしょう。

 

 

あまり多くは水揚げされないコシオリエビですが需要は高く、特にエビ出汁がしっかりと出る味噌汁用にと割烹店などに買われています。

 

深海の生き物を紹介する番組などでは、超深海や熱水鉱床などの周りに群れている様子を見ることがあります。

 

底曳き漁で揚がる生き物を不思議、その一部は舞阪でも見ることができ、手に入れることができます。

 

 

最後にご紹介するのは、浜名湖の砂底に穴を掘って棲む「シャコ」です。

 

シャコは、エビの仲間ながら多くの面白い特徴を持っています。

 

しかしシャコは活きているまま摘まみ上げると危険、じつはカマキリのような大きな鎌を持っています。

 

この鎌はカマキリとは反対の逆手鎌、下から振りあげて指の皮など簡単に切ってしまいます(痛いんですよ)。

 

 

ご存じ寿司種として、茹でシャコなどでさまざまな料理に活用されるシャコ。浜名湖にも多くはありませんが棲んでいます。

 

そして気をつけて扱えばこんなカマキリのような姿を見せてくれます。

 

地域で愛されているエビから、ちょっとめずらしいエビまで、さまざまな種類のエビが生息しているんですね!

 

次回も引き続き、市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビをご紹介しますので、お楽しみに!

 

■資料提供:南浜名湖FISH&TIPS

COLUMNIST

TOWTOWMI編集部

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