遠州灘・浜名湖おさかな通信vol.120「めずらしい生き物をご紹介!」

2020.06.16

 

遠州灘や浜名湖では、旬の地魚をはじめ、珍しい生き物がたくさん生息しています。

 

今回ご紹介するのは、面白い形の「カエルアンコウ」です。

 

遠州灘に棲むものは舞阪漁港に、浜名湖に棲むものは雄踏・鷲津市場などに水揚げされます。

 

見た目からもわかるように泳ぎなど不得意で、砂底でエサを待ち構えるだけ。

 

もちろんその名にある通り、アンコウの仲間ですから大きな口の前にエサをおびき寄せる「エスカ」という器官を持っています。

 

 

個体の色はさまざま、鮮かな黄色から褐色までその模様もさまざまです。

 

つかまえやすいことから海水魚水槽で飼ってみようとする方も多いカエルアンコウですが、水槽にいれたら大変なことが起こります。

 

近づくものは全て丸呑みして食べてしまう大食漢のカエルアンコウのみが残り、水槽全滅ということもあるとか。エサが近づけば、意外なほど機敏に動くカエルアンコウの生態です。

 

 

つづいては、舞阪漁港に活魚を揚げる夏漁といえば遠州灘の沿岸で行う刺し網漁。ヒラメやマゴチ、遠州灘のガザミ(ワタリガニ)などの水揚げをしています。

 

その中に活魚の「ホウボウ」があります。

 

ホウボウはまるで兜を被ったような頭を持つことから殿様の食べ物として「公魚」ともいわれ、縁起のよい魚ともされています。

 

特徴はなんといってもこの美しい胸ビレを持つこと。まるで蝶の羽のような美しさです。

 

 

舞阪漁港では、刺し網漁の競りまでこうして仮生け簀で活かされているホウボウ。この生け簀あたりからときに「ボーボー」とも「ホーボー」ともつかない音が聞こえてきます。

 

これはホウボウが浮き袋を鳴らしているものです。

 

舞阪漁港の札には「方々」とも書かれるホウボウ、話題が多い魚です。

 

生き物の生態を学ぶことで、豊かな遠州灘や浜名湖の奥深さを知ることができますね。

 

■資料提供:南浜名湖FISH&TIPS

COLUMNIST

TOWTOWMI編集部

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