浜松の若き農家たちvol.9【みかん農家・中野さん】

2016.04.13
奥浜名湖の三ヶ日、細江、引佐地区を中心に、都田地区や浜北地区など広いエリアで栽培がおこなわれている「温州みかん」。
浜松市北区都田町で、みかん栽培をしている中野さんをご紹介します。
以前は製造関係の仕事をし、同じ作業の繰り返しに、物足りなさを感じながら働いていたそう。そんな折、自分でいろいろなことができる農業に魅力を感じ一念発起。農業の道に。
はじめは、何から手をつけてよいのかわからず、葉物を作りたいと長野へ行ったことも。いろいろと探していくうちに、浜松の果樹の世界がおもしろいと感じたそう。
その後、浜北区のスズキ果物農園さんで研修を受け、みかん栽培をすることに。
「農業の世界に入った頃は、いくらでも上を目指せる!ということが魅力だと感じていました。今はそれに加え、若い就農者にいろいろと教えてあげられることもやりがいになっています。アドバイスをしたり、逆に新しいことを教えてもらったり。」と中野さん。
どのようにしたらよいものができるかと考え、頭を悩ませるそうですが、この栽培管理が一番大切なプロセス。
また、失敗してもOKという気持ちで、チャレンジできることも魅力の一つ。
その一方、失敗すると直に自分に跳ね返ってくるので、チャレンジすることが怖くなることも。しかし、挑戦しないと目標に近づけません。失敗したら次の人にそれを伝えられ、次の人は良い方法でチャレンジできると前向きに考えているそう。
収穫の時にはたくさんの人手が必要で、知人づてでお願いするそうですが、他の農家さんも人手不足というのが現状。
うまくいかないこともたくさんありますが、農業は楽しい!と嬉しそうに語る中野さん。
「今は借り物が多いので、少しずつ自分のものに揃え、よりいいものを作れるよう技術を磨きながら、もっと栽培の面積も広げ、自分を育ててくれた周りの方々に恩返しをしたい。」
中野さんの所属する組合では、中野さんの後に、12人も新しい農業者が増えたそうです。若い力で、一緒に農業を盛り上げていってほしいですね。
■資料提供:浜松市「新規就農者インタビュー」

COLUMNIST

TOWTOWMI編集部

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