欲深い大人のためのオムライス

2014.08.31

 今回は1人の友達の発言から始まりました。
 「最近、子供心を取り戻す機会ってないな〜」。そんな事を言うあたりから、子供心は十分なんじゃないかと思うのですが、たまにはそういう主旨もいいなと。
 話し合った結果、ひとり一冊絵本をもってきて朗読をする絵本会にしよう!ということになりました。しかし、そこはやっぱり大人。どうせなら、子供の頃に好きだった料理を大人風にアレンジしてワインも飲んじゃおう、と発展。さて、食べ終わった後の朗読会まで起きていられるか。

 子供が好きな料理と聞いて、自分が思い浮かんだのがオムライス。ソースを大人っぽくしようと思い、牛すじ肉の赤ワイン煮込みをソースに決定。この前、どて煮を作って美味しかったすじ肉を違うパターンで食べたかったので作ってみることにしました。大人だから赤ワインもたっぷり使って美味しくなるように。 そのレシピがこちら(2人分)
牛すじ肉???200g
タマネギ???1/2玉
マッシュルーム???1パック
カットトマト缶???半分
赤ワイン???適量(ボトル半分以上がいいかな)
コンソメ???10g
塩?コショウ???適量
オリーブオイル???適量
生クリーム???適量(出来上がった後にお好みで)
(1)牛すじ肉は一度煮立たせてアクをとります。
(2)深めの鍋にタマネギとマッシュルームを入れて、タマネギがしんなりするまで炒めます。
(3)そこに牛すじ肉を加えて、トマト缶?赤ワイン?コンソメを入れてグツグツするまで煮立たせます。
(4)一度煮立ったら、後は弱火でコトコト納得のいくまで煮込みます。
(4)塩?コショウで味を整えたら完成。お好みで生クリームをかけて。
 あくまでソースなので、お肉は小さめに。でもそうする事で、肉の旨味がたっぷり出て来ている気がします。出来上がったソースは一言でいうと、コクがすごいです。バターとコンソメで作ったガーリックライス、ふわふわ卵とソースを一緒に口のなかに運ぶとなんとも幸せな気分に。
 みんなの持ち寄った料理もまたすごいものでした。なかでも、フォアグラ入りハンバーグには大人の本気を感じさせてもらいました。ハンバーグに切れ目を入れると、フォアグラがごろり。いや、大人って贅沢で欲深いですね。
 持ち寄った料理を、一皿に盛り付けてお子様ライス風に。ここで欠かせないのが”旗”ですよね。なんだかお洒落なダイナーみたいになりました。 ワインも絵本会にちなんで、エチケットの可愛いものを選んでもらいました。ワインはあんまり詳しくないんですが、選んでもらった先生曰く、エチケットで判断するこういう”ジャケ買い”もオススメだとか。自分が気に入ったエチケットだと、ワインもそのイメージで作られていて、自分に合った味に出会えるみたいです。 ここから、ついに絵本の朗読会スタート。なんとかみんな起きていました。
 久しぶりに絵本に接すると、新しい気付きがたくさんありました。個人的に好きだったのは「ぶどう酒びんのふしぎな旅」。高学年向きで文字数も多めなのですが、内容はさらに考えさせられるもので、人生の不条理や巡り合わせが描かれているんですね。
 他にも、反転させると裏からも読める絵本とか、仕掛け絵本で絵が飛び出してくるもの。絵本の世界って面白いと、改めて思いました。絵本を読む事で、ちょっと立ち止まって考えられる事ってたくさんあるんですね。

COLUMNIST

Keisuke Tanabe

2015年秋、浜松市内に「WINE&BOOKS」をコンセプトにしたシェアハウス「幕の内ハウス」をオープン。自身も住人として一室に住み、シェアメイトと日々の食事や語らいの場を共にする。少し小高い位置にあるシェアハウスからは、浜松の街を見渡すことができる。

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